先日、下駄を買いました。鼻緒をつかむことで指力がつき、踏ん張る力ができればバランスを保つことができる、というのをどこかで聞いた覚えがあったからです。
足首を剥離骨折後、平地を走れるまで回復してから、山登りと山スキーを復活しました。が、不整地を歩くのはなかなか大変。怪我をする前は普通に楽しめた山道が、修行の道になってしまうことも。
中高年の域に入っている(私もそのひとりですが)山仲間は日常生活の中で脚力を保つ工夫をしているようです。
毎朝4qを早足で歩いて出勤したり、アンクルウエイトをつけて通勤したり、ザックにペットボトルを入れて家事をしたり。
「中高年と呼ばれる域に入っちゃったね」と言いつつも、みんな驚くほどのパワーを持っています。
私も例に漏れずそこそこの筋トレはやっていて、下駄トレはその一部。
山歩きの練習は山でなければできないと思っているけれど、それでも日頃の生活の中でできるトレーニングはやっておかないと。
ですが、下駄はなかなか履く機会がありません。そぐわない場所に履いていって「イキなお姉さん」ならぬ、「変なおばさん」呼ばわりされるのはちょっと許せないですからね。
担当:小野絵里
九段下の会計事務所
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