日本の敗戦後、シベリアのチェルノゴルスク収容所に抑留され、いつの日か生きて帰れたら画こうとするテーマを絵具箱の裏ふたに漢字一字で記号化した。
香月泰男の絵は、きれいな花とか美しい自然とは無縁です。ほとんど黒一色の絵が香月泰男の苛酷な体験(極寒・飢え・疲労)をとおして圧倒的に私たちに迫ってきます。
そんな遠くの昔でない時代にこのような苛酷な体験を強いた戦争があったのかと思い知らされます。
是非、一度、山口県長門市の香月泰男美術館と山口県立美術館を訪れ、香月泰男の絵を見てください。

香月泰男美術館
http://www.city.nagato.yamaguchi.jp/~kazukiyasuo/index.html

山口県立美術館
http://www.yma-web.jp/
担当:冨山 恭道
九段下の会計事務所
http://www.tomiyama-kaikei.jp/