所長の冨山です。
東京の人には余り馴染みのない山形県酒田・鶴岡旅行に行ってきました。
「本間様には及びもせぬが、せめてなりたや殿様に」と称された酒田の大豪商本間家
の旧本邸は、意外に質素。
本間家は三代目光丘が庄内藩の財政再建、砂防林の植林を進め、日本一の大地主となったが、庄内藩が佐幕派(尊王攘夷派に反対)ため、巨額の賠償金ととられ、さらに戦後の農地解放で、一説によれば1700ヘクタールあった農地が数ヘクタールに減ったということです。
また、酒田の海向寺の即身仏2体には息を飲む思いでした。さらには山居倉庫の建物や欅(ケヤキ)並木は一見の価値があります。
2日目は、鶴岡の加茂水族館、通称、クラゲ水族館です。クラゲだけの水族館に大勢の観光客が押し寄せているのにはビックリ。確かにユラユラと漂っているクラゲを見ていると何か癒されました。
しかし、クラゲ水族館の観光客の数に比べ、酒田の本間家旧本邸や海向寺の観光客は私たち2人だけ、何か「ちがうだろー」と言いたくなります。
ps:羽黒山の頂上までの2446段の山道も登ってきました。さすがに下りは車で下りてきました。
担当:冨山 恭道
九段下の会計事務所
http://www.tomiyama-kaikei.jp/