職員の大西です。
4月に私の父親が心臓の手術を受けました。
病名は心臓弁膜症で、心臓の弁が固くなり血液をうまく循環させることができなくなっていました。このため駅の階段を上るだけでもゼーゼー息が切れてしまい日常生活にも大きな支障が出ておりました。
かかりつけ医師の紹介で大学病院を紹介してもらったところ、近々に手術をする必要があるとのことで、病室が空き次第入院することになりました。
私は父親の手術に立ち会うことになり、事前に手術の内容について説明を受けました。症状としては、弁膜症の他に、不整脈、動脈硬化、動脈狭窄、さらに心臓に小さな穴が開いているとのことで、医師の説明は次のようなものでした。
「手術する箇所が増えたので、5時間くらいかかりそうですね。」
「まずは、心臓を手術するために肋骨をのこぎりで切ります。」
「心臓を人工心肺につないでその間に全部の手術をします。」
「動脈を人工血管に取り換え、バイパスを付けます。」
「早ければ10日位で退院できますよ。」
私にとっては、とても恐ろしい手術に感じ、こんなに大変な手術なのになぜ10日で退院できるのだろうかと思ったのですが、医師はとても軽い調子でこんな手術は日常茶飯事ですといった感じでした。
手術当日は、丸一日病院に待機し、翌日には集中治療室から一般病室へ移り会話もできるようになりました。医師の言う通り10日で退院でき、すぐに日常生活を送れるようになりました。1ヶ月後には30年前の体に戻ったようだと喜んでいました。
医学の進歩って本当にすごいんですね!
担当:大西 賢治
九段下の会計事務所
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