最近、バーチャル・リアリティーに関して面白い記事を見ました。
普通の顔をして鏡を見ます。ところがその鏡には笑顔が写る、という仕掛けです。
バーチャル・リアリティーの活用で、鏡の中でバーチャルな笑顔を作りだすのです。
これは、自分の笑顔を見ただけで、無意識にメンタルがあがるという研究に基づいたものだそうです。
もうひとつの研究です。
バスケット部員に対してボールをゴールに入れてもらう際、少しでも腕の角度がずれると、ゴールから大きく外れるようにバーチャルにプログラムされた場合と、逆に少しぐらい腕の角度がずれてもゴールに入るようにプログラムされた場合とを比べると、後者の方が実戦での成績が良いという結果です。
「自分は得点出来る」と、自信を持たせる方が良いということです。
やはりバーチャル・リアリティーが発展しても、人間には笑顔と自信が必要であるというリアリティーは変わらないのかもしれません。
以上
担当:冨山 恭道
九段下の会計事務所
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